高度に結びついた機器を落雷から保護する為に参考にすべき基本情報を集め、まとめた私の見解です。
Home /規格と基準 /想定される雷電流落雷場所を「建築物等」、「建築物等の近傍」、「建築物等の引き込み線」、「引き込み線の近傍」の4つに分けそれぞれの箇所で想定される雷電流の大きさを表にし示しています。
表は各相導体への侵入が想定される値を示しており、例えば雷保護レベルⅠの建物引込線への雷放電は10kAとあり、この場所に設置するSPDはクラスⅠでIimp 10kA以上の値を持ち、電圧防護レベルは保護対象の機器の電源電圧を基に判断し選定します。同じ雷保護レベルⅠにおいて引込線・引き込み管近隣への雷放電が5kAとしております。
表は各相導体への侵入が想定される値を示しており雷保護レベルⅠで引き込み線への直撃雷は2kA、建物へ落雷した場合、誘導雷は10kAが侵入が想定される最大値であることが判ります。
本Web サイトで示すものは、落雷による機器の破壊を避ける為、機器保護の方法について私的な見解をまとめたものです。内容については最善をつくしましたが、考え違いや見落としがあった場合はご容赦下さい。
また本説明に基づき保護対策を行い、機器及びそれに関連する被害が発生した場合でも、一切の責任を負いませんので、雷保護対策は自己責任で設計し施工してください。