高度に結びついた機器を落雷から保護する為に参考にすべき基本情報を集め、まとめた私の見解です。
Home /外部雷保護 /ウォーターアナロジーウォーターアナロジー:落雷による雷電流の流れと大地電位の上昇の様子を水の動きにたとえて図示しました。
落雷を受けた避雷針が雷電流を大地へ放流する様子や避雷針が設備されていない建物への落雷の様子を水の動きにたとえて、それぞれの状態が直感的に解るようにしたものです。
避雷針が設備されている建物では避雷針が落雷を受け、引き下げ導線を伝い大地へ雷電流を流します。
注ぎこまれる水をコップが受け、軸から流します。注ぎ込まれる水量(落雷の大きさ)や軸の太さ(避雷針の接地抵抗)により、上昇する大地電位(水位)が変わります。
避雷針が設備されていない建物では落雷を受ける場所が確定しておらず、雷電流は比較的抵抗の低い経路で火災を引き起こしながら大地へ流れていきます。
注ぎ込まれる水の受け口がなく、水は流れ落ちやすい箇所から流れだしていきます。
本Web サイトで示すものは、落雷による機器の破壊を避ける為、機器保護の方法について私的な見解をまとめたものです。内容については最善をつくしましたが、考え違いや見落としがあった場合はご容赦下さい。
また本説明に基づき保護対策を行い、機器及びそれに関連する被害が発生した場合でも、一切の責任を負いませんので、雷保護対策は自己責任で設計し施工してください。