高度に結びついた機器を落雷から保護する為に参考にすべき基本情報を集め、まとめた私の見解です。
Home /外部雷保護 /避雷針の保護領域雷保護設備(避雷針、SPDなど)は施設に設定された雷保護レベルで保護できるよう設置、整備します。雷保護レベルはⅠからⅣまで4区分されており、保護レベルⅠの施設は最も厳重な対策がなされます。避雷針に対する規格はJIS A 4201及びJIS Z 9290-1, -3に保護方式と雷保護レベルに応じて保護範囲が示されています。受雷部を突針とする保護角法、回転球体法とメッシュ状に受雷部を設置するメッシュ法があります。
保護レベルⅠは保護範囲が最も狭く、広い領域を保護するためにはより多くの避雷針(突針)を立てる必要があります。また保護領域は保護角法に比し回転球体法はやや狭くなります。
60m以上の建物は避雷針(角度法、回転球体法)では建物側面への落雷は保護できず、メッシュ法を用いて保護します。
本Web サイトで示すものは、落雷による機器の破壊を避ける為、機器保護の方法について私的な見解をまとめたものです。内容については最善をつくしましたが、考え違いや見落としがあった場合はご容赦下さい。
また本説明に基づき保護対策を行い、機器及びそれに関連する被害が発生した場合でも、一切の責任を負いませんので、雷保護対策は自己責任で設計し施工してください。